eMobileが音声通話サービスを開始

タイトル通りだが、それを機にリリースされる端末がちっとも魅力的でないので保留したい。2者とももう2世代以上前の思想の基に作られた端末なんだろうなと思う。簡単に言うとhtc製のほうはWM6(6、というバージョンの問題ではない)搭載なので使いにくい。Toshiba製の方は要するに普通の携帯端末なのでeMobileのHSDPAを生かし切れないだろう。

もう少し具体的に書く。スマートフォンとしてのWMというOSの致命的な欠陥についての苦言は後で呈するとして、Toshiba製のほう。
HSDPAで通信できるならSIPクライアントはつけて欲しかった。音声通話サービスを開始するのにこの一年のインターバルを開けたのはそういう理由じゃなかったのか。emONEを使いたくないから、WM機を使いたくなかったから待っていたのだ。そうでなければさっさとemONEで契約してAgilePhoneででも音声通話してたわよ。
なんか期待していただけにすごく裏切られた気がする。とても体質のいい企業なんだと思っていたけど結局おまえらも既存のキャリアと同じじゃないか。と、イーモバのトップページを見て思い、次に、「この会社そのうちつぶれるな。」と思った。これは印象だけど。

WM機に対する嫌悪感とリンクするから纏めて書くと、WM機は左利きにとって極端に使いづらいのである。なぜか。スタイライスでの操作が前提だからだ。左手でスタイラス操作をすると、ディスプレイの重要な部分は殆ど左手に重なって見えない。仕方なくせっかくついているのだからとQWERTY配列のキーボードを使うもどうしてもスタイラスが必要、という操作があって余計ストレスがたまる。たぶんこれは左利きにとってだけではなくてWindows(mobileでなくても)のユニバーサリティの問題だと思う。
まぁそういう出来損ないのOSを積んだマシンがしかし一般的なのかなぁ。。

一番おとなしく使うのであればやはりemOneにソフトフォンをインストールすることだろうな。ばかばかしい。私は携帯にPDAの機能を要求していない代わりに携帯ならではの使い道を示して欲しいのであって出性の悪いMicrosoft社製の出来損ないのOSに与する端末制作会社に肩入れは出来ない。